11月21日、快晴の大正区鶴浜緑地運動場において、大阪市実年ソフトボール大会準決・決勝戦が行わた。準決勝戦、北都実年クラブはエース関野投手が何度か得点圏に走者を置く場面があったが、慌てず落ち着いて全く動じず、後続の打者をピシゃッと抑えて完封した。打っては4番の島田選手がチャンスにしっかり走者を返すバッティングで貴重な1点をもぎ取り、これが決勝点になって僅差の試合を勝利で飾った。投げるべきエースが押さえ、打つべ4番が打つという理想の試合だった。
決勝戦、一週間前の北都シニアクラブが猛都打線が爆発して、大量22得点を挙げて優勝を果たした事に刺激されたのか、北都実年もそれを上回る25得点を挙げ、守っては関野投手と松山投手の完封リレーで、一歩も相手に与える隙もなく見事な優勝を勝ち取り、来年の大阪府大会に駒を進めた。特筆すべきは、この大会2回戦から決勝戦までの3試合を全て完封で飾った事である。投手陣の踏ん張りは並大抵のものではなく、誠に賞賛に値するものであります。