会長から皆さんへ
― ハートフルソフトボールに寄せて ―
ここまで「ハートフルソフトボール」について、私たちの思いをいろいろとお話ししてきました。
でも、最近ふと思うことがあります。
「ハートフルソフトボールとは何ですか?」と聞かれたら、私は難しい説明をするよりも、皆さんのグラウンドでの姿を見ていただくのが一番早いのではないかと思うのです。
仲間に声を掛ける人。
相手チームのナイスプレーに拍手を送る人。
体調を気遣う人。
「ありがとう」と自然に言える人。
そして、試合が終わったあとに、みんなで笑っている姿。
そこに、私たちが目指しているハートフルソフトボールがあります。
ソフトボールを始めたきっかけは、人それぞれでしょう。
でも、長く続けているうちに、「ソフトボールをするために仲間がいる」のではなく、「仲間に会うためにソフトボールがある」と感じることもあるのではないでしょうか。
私は、それでいいと思っています。
勝つことも大切です。
一生懸命プレーすることも大切です。
でも、それと同じくらい、いや、それ以上に、人を大切にすることを忘れないリーグでありたい。
それが、北都シニアリーグ・ファミリーリーグの願いです。
これからも私たちは、ソフトボールを通して、健康を、笑顔を、友情を、そして人生の楽しみを育てていきたいと思います。
グラウンドに立てる今日を喜び、仲間に会える今日を喜び、一緒に白球を追える今日を喜ぶ。
そんな一日一日を、これからも大切にしていきましょう。
「ソフトボールで人生を豊かに。」
この言葉は、私たちが「ハートフルソフトボール」を掲げるきっかけにもなりました。
もちろん、私たちができることは、まずこの小さなグラウンドからです。
仲間を大切にすること。
相手を思いやること。
「ありがとう」と言えること。
一緒に笑えること。
そんな小さなことから始まります。
でも、ふと考えることがあります。
この「ハートフル」という考え方が、ソフトボールだけでなく、野球やサッカー、テニスなど、いろいろなスポーツにも広がっていったら素敵だな。
そして、スポーツだけではなく、学校でも、職場でも、地域でも、家庭でも、人と人との間にもっと「思いやり」が広がったら、世の中は少しだけ住みやすくなるのではないだろうか。
……ちょっと大きな話になってしまいましたね(笑)。
でも、夢を見るくらいはいいじゃないですか。
いつか世界から悲しい戦争がなくなり、国と国、人と人が互いを思いやり、誰もが平和で豊かな人生を送れるようになったら――。
そのために私たちができることは、ほんの小さなことかもしれません。
でも、「小さいから意味がない」のではなく、小さい一歩だからこそ始められる。
私たちは、そう思っています。
北都シニアリーグ・ファミリーリーグの小さなグラウンドから生まれた「ハートフルソフトボール」が、いつか誰かの心に届き、そこからまた別の誰かへと広がっていく。
そんなことが起きたら、こんなに嬉しいことはありません。
無理かな?
……いや、無理だと決めつけるのは、まだ早い。
諦めない。希望を持つ。
まずは今日も、仲間と笑顔でボールを追いかけるところから始めましょう。
それが、私たちにできる「平和への小さな一歩」なのかもしれません。
「ソフトボールで人生を豊かに。」
この小さな願いが、いつかソフトボールの枠を越え、スポーツを越え、もっともっと大きな「人を思いやる心」につながっていくことを願っています。
これが、私たち北都シニアリーグ・ファミリーリーグが、皆さんと一緒に目指していきたい「ハートフルソフトボール」です。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。